お坊さんと落語のブログ A blog of Buddhism and rakugo

お坊さん(浄土真宗)です。落語も好きで、歴史にも興味あります。 I am a Buddhist priest of Jodo Shinshu Hongwanji-ha. I like rakugo (Japanese traditional comic storytelling) I am interested in history.

2019-01-01から1年間の記事一覧

東日本大震災から8年It has been 8 years since the Great East Japan Earthquake

平成23(2011)年3月11日、東日本大震災が発生しました。あれから8年になります。被災地の復興は進んでいますが、まだ多くの人々が苦しんでいます。こういった人たちのことを忘れないようにしたいものです。 今日、多くの仏教寺院で、犠牲者のための法要が営ま…

お経って何だろう? What are sutras (Buddhist scriptures)?

築地本願寺の月刊誌、『築地本願寺新報』3月号が発行されました。特集記事「お経って何だろう」を、私が書かせて頂きました。この中で、(1)お経はどのように作られたのか?(2)なぜ日本のお経は漢文で書いてあるのか?(3)お経を読むのは何のため?、について…

「間違ってません」は必要なメッセージ "You are not wrong" is a necessary message for us

「おてらくごのススメ」が3月5日、築地本願寺銀座サロンで開かれました。15名の方にお越し頂きました。ありがとうございます。はじめに、三遊亭圓雀師匠に落語「猿後家」を演じていただきました。ある後家さん、お店を持っていて、人を雇えるぐらいお金持ち…

落語「猿後家」で仏教を考えよう Thinking about Buddhism through a rakugo "Saru Goke"

明日3月5日(火)、築地本願寺銀座サロンで「おてらくごのススメ」が開かれます。19時開演です。 まず三遊亭圓雀師匠に落語「猿後家」を演じて頂きます。そして私が、「他人の目を気にする心」についてお話しします。皆様のお越しをお待ちしております。お問合…

『東京かわら版』3月号に「おてらくごのススメ」告知がのりました。 "OTERAKUGO NO SUSUME" in the March issue of "TOKYO KAWARABAN"

寄席情報の月刊誌『東京かわら版』3月号が届きました。142ページに3月5日(火)開催の「おてらくごのススメ」の情報が掲載されました。19時開演です。まず三遊亭圓雀師匠に落語「猿後家」を演じて頂きます。そして私が、「他人の目を気にする心」についてお話…

「噺-HANASHI-」に「おてらくごのススメ」の情報が掲載されました "OTERAKUGO NO SUSUME" on a website "HANASHI"

hanashi.jp 落語系情報サイト「噺-HANASHI-」に3月5日(火)開催の「おてらくごのススメ」の情報が掲載されています。築地本願寺銀座サロンで19時開演です。まず三遊亭圓雀師匠に落語「猿後家」を演じて頂きます。そして私が、「他人の目を気にする心」につい…

仲間と部外者の評価は別です Reputations from our fellows are not all equal with ones from others

www.hochi.co.jp SNSに投稿された悪ふざけ動画が批判されています。問題行動の一因として、仲間から「いいね!」を欲しがることが指摘されています。問題はSNSの動画だけに限りません。仲間内で評判が良くても、部外者からは批判の対象かも知れないのです。…

仏教書レビュー更新 New book reviews on Buddhism are released

j-soken.jp 仏教に関する本の書評をするサイト、仏教書レビューが更新されました。(私の勤務先、浄土真宗本願寺派総合研究所が運営しています)。これで438冊の書評・紹介を掲載することとなります。皆様のご協力に感謝申し上げます。 今回の新規の掲載は以下…

いろいろな宗教が混ざるのは日本だけではありません We can see syncretism in Asia incliding Japan

www.iza.ne.jp さまざまな宗教が混ざっていることを「日本だけ」と思っている人がよくいます。この記事にも、そんな見方がうかがえます。 しかし実際には、似たことは東アジアでよく見られます。『アジアの仏教と神々』(法蔵館)は、その様子を紹介しています…

立川談慶師匠の新刊イベント A commemoration event of Mr. TATEKAWA Dankei's new writing

2月5日、紀伊國屋書店新宿本店で、立川談慶師匠の新刊『老後は非マジメのすすめ』出版記念のイベントが開かれました。 マジメな生き方は必要です。でも、マジメでない考え方も役に立つのです。師匠の新刊は、そんな生き方を勧めています。非マジメな生き方は…

食料廃棄を減らそう Let's reduce wasted foods

www.asahi.com 最近、2月3日の節分に恵方巻を食べる習慣が広まっています。でも、問題があります。毎年、節分後に大量の恵方巻が廃棄されています。これは、生産量が過大だということです。このニュースを聞いて、恥ずかしく思います。生産者も損しているの…

落語「猿後家」で仏教を考えよう Thinking about Buddhism through a rakugo "Saru Goke"

3月5日(火)、築地本願寺銀座サロンで「おてらくごのススメ」が開かれます。19時開演です。 まず三遊亭圓雀師匠に落語「猿後家」を演じて頂きます。そして私が、「他人の目を気にする心」についてお話しします。 皆様のお越しをお待ちしております。皆様のお…

怒りは無益。だけど… Anger is useless. However...

diamond.jp この記事は、怒りは無益だと述べています。確かに、人は怒ると自分が損する道を選びがちのように、私には思えます。でも、人には怒りの感情があります。それを抑えることは難しいものです。だから、怒りを別の形で発散することも必要でしょう。Th…

「仏教に生きる」とは、「仏をまねようとすること」と言えます We can say that to live in accordance with the Buddhism is to aim to copy Buddha.

1月15日(火)、落語を通して仏教に親しむ企画「おてらくごのススメ」が、築地本願寺銀座サロンで開かれました。お越し頂きありがとうございます。三笑亭可龍師匠にも御礼申し上げます。始めに、三笑亭可龍師匠に落語「干物箱」を演じて頂きました。このストー…

仏教書レビュー更新 New book reviews on Buddhism are released

仏教に関する本の書評をするサイト、仏教書レビューが更新されました。(私の勤務先、浄土真宗本願寺派総合研究所が運営しています)。これで436冊の書評・紹介を掲載することとなります。皆様のご協力に感謝申し上げます。 今回の新規の掲載は以下の通りです…

落語「干物箱」で仏教を考えよう Thinking about Buddhism through a rakugo "Himonobako"

1月15日(火)、築地本願寺銀座サロンで「おてらくごのススメ」が開かれます。19時開演です。 まず三笑亭可龍師匠に落語「干物箱」を演じて頂きます。そして私が、仏教と物まねの関係についてお話しします。 皆様のお越しをお待ちしております。皆様のお越しを…

「噺-HANASHI-」に「おてらくごのススメ」の情報が掲載されました "OTERAKUGO NO SUSUME" on a website "HANASHI"

hanashi.jp落語系情報サイト「噺-HANASHI-」に1月15日(火)開催の「おてらくごのススメ」の情報が掲載されています。築地本願寺銀座サロンで19時開演です。 まず三笑亭可龍師匠に落語「干物箱」を演じて頂きます。そして私が、仏教と物まねの関係についてお話…

新年のご挨拶申し上げます。 Greetings for the new year.

新年のご挨拶申し上げます。 Greetings for the new year.本願寺第8代宗主・蓮如上人(1415~1499)の歌です。あら玉の年のはじめは祝(いはふ)とも南無阿弥陀仏のこころわするな。The following is one of Rennyo Shonin's (1415-1499) songs in praise of th…