お坊さんと落語のブログ A blog of Buddhism and rakugo

お坊さん(浄土真宗)です。落語も好きで、歴史にも興味あります。 I am a Buddhist priest of Jodo Shinshu Hongwanji-ha. I like rakugo (Japanese traditional comic storytelling) I am interested in history.

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「いただきます」「ごちそうさま」は何のため?

武蔵野大学の学生食堂で、見かけました。これは、食事のあいさつの意義を示しています。 食べることは自分を維持することであり、生き物の命を奪うことでもあります。私たちはみな迷惑をかけているということです。だから、私たちは命に感謝するべきなのです…

「仏教書レビュー」ホームページ更新

仏教書レビューHPが更新されました。これで405冊の書評・紹介を掲載することとなります。 皆様のご協力に感謝申し上げます。今回の新規の掲載は以下の通りです。・川添泰信監修『イラストで知る浄土真宗』(洋泉社) ・森田真円『白き蓮華のひらく刻』(本願寺…

人生の岐路で本領を発揮するもの

withnews.jp 大阪大学文学部長で、大学院文学研究科長も務める金水敏氏は「文学部の学問が本領を発揮するのは、人生の岐路に立ったときではないか」と語ります。人生の岐路で本領を発揮するのは、宗教も同じです。宗教を学んだり、何かを信仰することの利益…

「宗教離れ」は日本だけではありません

江田智昭氏のレポートによりますと、「宗教離れ」は日本だけではなく、ドイツも同じようです。Mr. EDA Tomoaki reports that people tend to avoid religions not only in Japan but also in Germany.higan.net parts(1547672,"FFFFFF","200","001eff",60000…

批判だけでは不充分

www.buzzfeed.com 「トンデモ」健康情報にはまった人を批判するのは簡単です。でも、「トンデモ」健康情報にはまるようになる背景には「承認欲求」「自己肯定感」があります。これは難物です。It is easy to criticize believers in outrageous health infor…

供養をするのは何のため?

7月5日、落語を通して仏教に親しむ企画「おてらくごのススメ」が、築地本願寺銀座サロンで開かれました。20名弱の方にご予約頂きました。お越し頂きありがとうございます。まず、三笑亭可龍師匠に落語「野ざらし」を演じて頂きました。この落語では、「先生…

明日、「おてらくごのススメ」開催です

明日(7月5日)、「おてらくごのススメ」が築地本願寺銀座サロンで開かれます。19時開演です。今回は三笑亭可龍師匠に落語「野ざらし」を演じて頂きます。そして私が「供養」についてお話しします。 皆様のお越しをお待ちしております。皆様のお越しをお待ちし…