お坊さんと落語のブログ A blog of Buddhism and rakugo

お坊さん(浄土真宗)です。落語も好きで、歴史にも興味あります。 I am a Buddhist priest of Jodo Shinshu Hongwanji-ha. I like rakugo (Japanese traditional comic storytelling) I am interested in history.

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

属人思考とは?

森友学園の問題に対する、和田秀樹氏の見解には賛否あるでしょう。それはさておき、「我が身を振り返ることが必要だ」と思った一節があります。 社会心理学の考え方に「属人思考」というものがある。自分が尊敬する 人の言うことや信頼している人の言うこと…

善意だけど

お供えする人は善意なんですけど、それが不健康の原因なんですね。Beneficial donations make Buddhist priests unhealthy in Thailand. www.nishinippon.co.jpにほんブログ村

落語「夏泥」で見る、人の善悪

5月23日(火)、築地本願寺銀座サロンで「おてらくごのススメ」が開かれます。今回は古今亭志ん吉さんに落語「夏泥」を演じて頂きます。そして私が「人間って良いの?悪いの?」と題して、人間の善悪についてお話しします。「夏泥」は仏教と直接関係ありません…

39年前の伝統奉告法要のご消息

現在、西本願寺では伝統奉告法要が勤められています。浄土真宗の教え(法灯)が、第25代となる専如ご門主に伝えられたこと記念する法要です。 この写真は、1978(昭和53)年1月16日に発表された、前の伝統奉告法要についてのご消息です。第23代勝如上人から第24…

淑徳大学公開講座「すべては心の表れ-『唯識三十頌』を読む(2)-」第12回

3月14日(火)、淑徳大学公開講座「すべては心の表れ~『唯識三十頌』を読む(2)~」の講義をしてきました。池袋にある淑徳大学のサテライトキャンパスは、今月で閉鎖されます。そのため、私の講座は今回で最終回でした。仏教の目的は、真実に目覚めることです…

原子力発電に対する西本願寺の見解(39年前)

『本願寺新報』1978(昭和53)年1月1日号を見てみたら、こんな記事がありました。39年前、西本願寺は原子力発電に疑念を呈していたのです。According to the January 1, 1978 issue of "The Hongwanji Journal", Nishi Hongwanji suspected nuclear electric p…

一番じゃなきゃダメなんですか?

3月8日(水)、落語を通して仏教に親しむ企画「おてらくごのススメ」が、築地本願寺銀座サロンで開かれました。前回より多くの方にお越し頂きました。ありがとうございます。今回は三遊亭春馬師匠に落語「寿限無」を演じて頂きました。「寿限無」は「寿命に限…

淑徳大学公開講座「すべては心の表れ-『唯識三十頌』を読む(2)-」第11回

3月7日、淑徳大学公開講座「すべては心の表れ~『唯識三十頌』を読む(2)~」の第11回(全12回)の講義をしてきました。仏教の目的は、悟りを開くことです。そのための方法が、修行です。ただし、ただちに悟りを開けるわけではありません。唯識思想では、5つの…

東日本大震災からもうすぐ6年

東日本大震災からもうすぐ6年。津波で大きな被害があったことを、忘れないようにしたいものです。写真は、数寄屋橋のソニービルです。It will be soon 6 years after the Great East Japan earthquake occurred. At that time, the tsunami occurred the lar…

明後日、「おてらくごのススメ」開催です

明後日(3月8日)、「おてらくごのススメ」が築地本願寺銀座サロンで開かれます。今回は、三遊亭春馬師匠に落語「寿限無」ともう一席を演じて頂き、その後に私が人間の欲についてお話しします。皆様のお越しをお待ちしております。お申し込みはこちらでござい…