お坊さんと落語のブログ

お坊さん(浄土真宗)です。落語も好きで、歴史にも興味あります。

供養をするのは何のため?

7月5日、落語を通して仏教に親しむ企画「おてらくごのススメ」が、築地本願寺銀座サロンで開かれました。20名弱の方にご予約頂きました。お越し頂きありがとうございます。

まず、三笑亭可龍師匠に落語「野ざらし」を演じて頂きました。この落語では、「先生」と呼ばれる男が釣りをしているときに遺骨を見つけ、供養をしました。翌日、八五郎がこの話を聞いて、釣りに出かけたのです。

落語の後で、私が供養についてお話ししました。仏教は、他人のためになることを勧めます。他人のためになることをするのは、自分自身をより良くすることだからです。「他人」は生きている人だけでなく、亡くなった人も含みます。亡くなった人の供養をすることは、自分をより良くすることでもあるのです。「情けは人の為ならず」(他人に情けをかけると、巡り巡って自分のためになる)ということわざがありますが、これにならって言えば「供養は人の為ならず」です。

写真は、三笑亭可龍師匠です。

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At July 5, "OTERAKUGO NO SUSUME", an event to like Buddhism through rakugo was held at the Tsukiji Hongwanji Ginza Salon. Almost 20 people reserved it. Thank you for coming.

First, Mr. SANSHOTEI Karyu performed a rakugo "Nozarashi" . A story of "Nozarashi" is following: An old man saw a remains when he went fishing. So, he held a memorial service for the remains. Next day, Hachigoro, a young man, heard it, he went fishing too.

Next, I talked about memorial services. Buddhism recommends us to benefit others because benefiting others is improving oneself. "Others" are not only the alive but also the dead. You hold memorial services, you improve yourself.

These are photoes of Mr. SANSHOTEI Karyu at the Tsukiji Hongwanji Ginza Salon.