お坊さんと落語のブログ

お坊さん(浄土真宗)です。落語も好きで、歴史にも興味あります。

淑徳大学公開講座「すべては心の表れ-『唯識三十頌』を読む(2)-」第9回

2月7日(火)、淑徳大学公開講座「すべては心の表れ~『唯識三十頌』を読む(2)~」の第9回(全12回)の講義をしてきました。

ext.shukutoku.ac.jp

大乗仏教の基本的な教えの一つに「空」があります。「空」は存在の否定と思われることがあります。しかし、「空」は存在の否定ではありません。永久不変なもの何一つはない、だから今の姿は一時的なものです。これが「空」です。「空」である存在を私たちが認識するのは、識のはたらきによるのです。

I tried to write the following in English. If I used wrong English, please tell me.

February 7, I lectured on the Consciousness-only doctrine of Buddhism at an extension lecture of Shukutoku University.
Sunya (emptiness) is one of important doctrines of Mahayana Buddhism. Sunya is often understood as a denial of existence. But, Sunya is not a denial of existence. Nothing is not unchanging and everlasting. Thus, figures at the moment are provisional. This is Sunya. We recognize existence of Sunya because of processes of consciousness.

「おてらくごのススメ」開催まであと6日

「おてらくごのススメ」開催まであと6日となりました。

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今回は、三笑亭可龍師匠の落語「らくだ」を元に、なぜお葬式を勤めるのかについて考えたいと思います。皆様のお越しをお待ちしております。

お申し込みはこちらでございます。

I tried to write the following in English. If I used wrong English, please tell me.

It is 6 days after that "OTERAKUGO NO SUSUME" is held. This is an event to like Buddhism through rakugo, Japanese traditional comic storytellings. First, Mr. SANSHOTEI Karyu performs rakugo "Rakuda"(Rakuda means camels. But, this is a man's nickname). Next, I talk about reasons of funerals.

世界宗教者平和会議(WCRP)「新春学習会」に行ってきました。

1月25日、世界宗教者平和会議日本委員会(WCRP Japan)の「新春学習会」に行ってきました。私はWCRPのメンバーではありませんが、浄土真宗本願寺派総合研究所研究員としての出張です。

地震が発生すると、宗教施設は避難所になることがあります。被災地で生活することは、厳しいものです。障害者にとっては、なおさらです。被災地の障害者を支えるにはどうすれば良いか、という講演でした。

講演後の懇親会では、明石康・元国連事務次長がスピーチをしました。そのスピーチによると、明石氏は、アメリカのトランプ大統領に批判的です。

I tried to write the following in English. I am not good at English. So, if I used wrong English, please tell me.

At January 25, I went to the new year lecture of the World Conference of Religions for Peace Japan (WCRP Japan). I am not a member of the WCRP. This is an official trip as a research fellow of the Jodo Shinshu Studies and Research Center.

When a large earthquake occurs, religious facilities can be shelters. It is severe that you live in disaster area. It is more severe for people with disabilities. The lecture was that what we should do to support people with disabilities in disaster area.

At a party after the lecture, Mr. Yasushi Akashi, Former the U.N. Assistant Secretary General, made a speech. According to his speech, he is critical of President Donald Trump of the U.S.A.

『東京かわら版』に2月8日に告知が載りました

寄席情報の月刊誌『東京かわら版』2月号が届きました。127ページに2月8日開催の、「おてらくごのススメ」の情報が掲載されました(オレンジ色の枠で囲ったところです)。

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三笑亭可龍師匠に「らくだ」を演じて頂きます。ご協力いただく皆様に感謝申し上げます。
築地本願寺銀座サロンの講座、去年9月に有料化してから客足が落ちているのです。もっと多くの方に来て頂きたいです。下記のリンクからお申し込みになれます。

ginzasalon.tsukijihongwanji.jp

淑徳大学公開講座「すべては心の表れ-『唯識三十頌』を読む(2)-」第8回

1月24日(火)、淑徳大学公開講座「すべては心の表れ~『唯識三十頌』を読む(2)~」の第8回(全12回)の講義をしてきました。

前回(1月10日)の続きで、同じものを見ていても、唯識の道理(「それがある」と認識しているものごとは、すべて自分の心が作り出したもの)をわかっている人とわかっていない人で、見え方が違うという話でした。

例えば、砂漠でオアシスが見えても、それが蜃気楼だとわかっていない人は、そこにオアシスが実在すると思います。しかし、それが蜃気楼だとわかっている人は、そこには何もないということもわかります。つまり、「それが蜃気楼だとわかる」ことは、「そこには何もないとわかる」ことでもあるのです。

そのオアシスが蜃気楼だとわかっている人は、オアシスが見えていても、それにとらわれません。そのオアシスが実在だと思っている人に対して、それ相応の対処ができます。

唯識の道理をわかっていない人は、ものごとは自分の心と無関係にそこにあると思います。唯識の道理がわかっている人は、すべては自分の心が作り出したのだとわかっています。これは、ものごとには実体がない(空)であるとわかることでもあるのです。

唯識の道理がわかっている人は、ものごとの存在にとらわれません。そして、まだわかっていない人を導くことができるのです。

まあ、本当に「唯識の道理をわかっている」のは、仏・菩薩のレベルですが。

ext.shukutoku.ac.jp

お葬式をするのは誰のため?

こんな記事を見つけましした。

「自分の葬儀は拒否」「夫(妻)や親の葬儀はしたい」 複雑な感情がくっきり 葬儀に関する意識調査 | ソナエ 安心のお墓探し


「自分の葬儀はしなくていいけれど、配偶者や親の葬儀はしたい」。お葬式とは「亡くなった人のためにする」ものと思われがちですが、残された人のためでもあるのです。

江戸時代にもあった!?直葬~おてらくごのススメ~

落語系情報サイト「噺 HANASHI」に、2月8日(水)の江戸時代にもあった!?直葬~おてらくごのススメ~」の情報が掲載されました。

hanashi.jp


三笑亭可龍師匠に落語「らくだ」を演じて頂き、それをもとに私が仏教、とくにお葬式についてお話しします。

予約することをお勧めします。ご予約はネット上でできます。詳しくはこちらをクリックして下さい。